暑い日が続いていますが、体調に充分お気を付けください。
80歳を超えるうちの母も軽い夏バテのようで、少々弱気になって、昨日電話してきました。声が聞きたいって。
すぐ近所に住んでいるんですけどね~(笑)
さて今回は美髪ギャラリーでなく、技術解説です。
サロンワークの中で、縮毛矯正の技術は一番難しい技術だと私は考えています。
一般のサロンでは、保護剤にトリートメントを使いますがコーティング剤が含まれています。
そのコーティング力が強ければ効果が高いという判断になります。
しかし、そのコーティング剤が剥がれるとしたならば、傷んだバサバサした毛先が出てきてしまいます。
錯覚しがちなのは、コーティンが剥がれてくるからバサバサしてきてしまうケースが多いのです。
Appearで行っているM3Dなるトリートメントはノンシリコン、ノンコーティングなので、コーティングはしません。
そのバサバサを少しずつ修復するのはカラートリートメントで行います。
矯正技術でそのバサツキを治すには危険があるのです。
M3D縮毛矯正 施術前
毛先には前回の矯正が効いていて大きくうねる癖があります。表面は比較的穏やかです。
施術後、ドライヤーで乾かした状態。バックの癖も取れています。
ちなみに1剤は1種類のみ使用(癖の状態によっては2種類を使い分ける)
しっかり熱を入れて、軽く毛先にアイロンを入れてあげるとより自然です。
毛質によっては少しピンピンが出てしまう様な時に有効です。
普段のお手入れは、シャンプー後よく乾かして頂くだけです。
是非参考になさってください。